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茨城県と千葉県ひき逃げ事故男性二人死亡

茨城県と千葉県で、ひき逃げとみられる事故が相次ぎ、男性２人が死亡しました。

５日午後１１時５０分ごろ、茨城県龍ケ崎市の国道６号で「路上に人が倒れている」と通行人から１１０番通報がありました。

警察が駆けつけたところ、取手市の無職・里中瑞佳さん（３８）が頭から血を流して倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。現場は見通しのよい直線道路で、現場には車の部品とブレーキをかけた痕が残っていたということです。

警察によりますと、事故から３０分後に現場に戻ってきた４９歳の男性が「私が事故を起こしました」と、その場にいた警察官に話したということで、警察がこの男性から事情を聴いています。

一方、千葉県松戸市でも５日午前１時ごろ、東京・葛飾区の会社員・馬場口和久さん（５８）が頭から血を流して倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。現場には馬場口さんの自転車と前の部分が壊れた乗用車が残されていましたが、運転していた人物はいませんでした。

警察は、ひき逃げ事件として捜査しています。

事故を起こし、人を轢いてしまったときは、相当なパニックに陥るだろうが、轢いてしまった人を助けるため何よりも早く救急車を呼んで、その人の救助を最優先してもらいたい。ひき逃げをすることは、本当に許されない。馬場口さんの命を奪った人が一刻も早くつかまるように願う。

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