株式会社ジャストライト・福岡・ヤフー前社長・アメリカ・交通事故死・日本最大級のネット企業へと成長
- 2017.12.28
- 海外事故
「Yahoo!JAPAN」を国内最大のネット企業へと成長させた前社長の井上雅博氏アメリカで交通事故に亡くなる
ヤフー前社長の井上雅博氏が2017年4月26日(日本時間)に米カリフォルニア州で交通事故のため死去した。60歳だった。同社が29日朝、公式サイトで発表した。
ソフトバンクと米Yahoo!が1996年1月、合弁でヤフー日本法人を設立した際の創業メンバー。同年7月には社長に就任し、インターネットの急速な普及に合わせてヤフーを日本最大級のネット企業へと成長させた。
「退任」当時はさまざまな憶測が流れた
井上氏は1987年にソフトバンクに入社。同社の孫正義社長の側近として、ヤフー日本法人の創設に関わった。96年7月にはヤフーの代表取締役社長に就任し、以降2012年に退任するまで16期連続で増収増益を実現。96年4月開設の「Yahoo!JAPAN」を国内最大のポータルサイトに成長させた。
だが2012年、ヤフーの社長と最高経営責任者(CEO)を退任。同時に、2001年から務めていたソフトバンクの取締役からも退いた。
経営が好調な中での退任をめぐっては、当時さまざまな憶測が流れた。J-CASTニュースが12年3月2日に報じた記事では、ITジャーナリストの井上トシユキさんの話として、孫社長との「微妙な距離感」が退任の一因となったのではないか、との可能性を指摘していた。
宮坂学現社長「心からご冥福を」
今回の訃報を受けて、ツイッターやネット掲示板では、
「間違いなく日本のインターネットを作り上げられた方の1人。ご冥福をお祈り致します」
「この方がいなければ、おそらく日本のインターネット普及はもう少し遅れてたと思う。日本人にとって、インターネットの間口を拡げたという功績は大きい」
「ヤフー、そして日本のインターネットの発展に大きな役割を果たした方」
といった声が出ている。
なお、井上氏からバトンを受け継いだ現ヤフー社長の宮坂学氏も、29日朝のツイッターで、「ご生前のご厚情に深く感謝するとともに故人のご功績を偲び心からご冥福をお祈り申し上げます」
と投稿している。
「Yahoo!JAPAN」を国内最大級のネット企業にする功績を残した前社長、井上雅博氏の死は決して忘れられることのないものとなっている。アメリカで交通事故にあってしまった詳しい情報は、よく知らされていないが交通事故は一瞬で人の命を奪ってしまうとても怖いものだ。
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