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札幌市の繁華街で4日、一方通行の指導を逆走して起こした事故、危険運転致死罪に

札幌市の繁華街で４日未明にワゴン車が一方通行の市道を逆走して工事現場に突っ込み、男性作業員に軽傷を負わせた事故で、札幌地検は２５日、自動車運転処罰法違反（過失致傷）などで逮捕、送検された札幌市北区、建設業鹿内（しかない）秀剛容疑者（２９）を、より罰則の重い同法の危険運転致傷罪で起訴した。

起訴状によると、鹿内被告は４日、同市中央区内で飲酒の影響により正常な運転が困難な状態で車を運転、左折禁止の交差点を左折し停車中のタクシーに衝突して男性運転手（５１）に軽傷を負わせ、その後一方通行の市道を時速６６キロで逆走、工事現場で作業中だった男性（５９）をひいて首に軽傷を負わせたとしている。

札幌地検は、鹿内被告が逆走して男性をひいた後、工事用資材に衝突して停止したことなどから、前方注視や運転操作が困難な状態だったとみて、危険運転致傷罪に当たると判断した。

飲酒をして、考えが回っていない状況で一方通行の道路を逆走されたら周囲の人物にとても危険だ。今回は軽症で済んだが、万が一ということもある。飲酒運転はそういう危険性を一気に増す。とても危険な状況で運転することになるので決して許されない。

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