株式会社ジャストライト/福岡/沖縄/高速道路/超音波/警告音/視覚より聴覚に

株式会社ジャストライト/福岡/沖縄/高速道路/超音波/警告音/視覚より聴覚に

高速道路、人間には聞こえない超音波で車に警告音を、高速道路での作業現場に追突する事故を防ぐ

高速道路の工事区間が近づくと、走行中の車内に超音波で警告音を伝えるシステムを西日本高速道路(ネクスコ西日本)の沖縄県にある子会社が開発した。眠気などで注意力が低下したドライバーにも車線規制を気づかせることができ、周辺住民の騒音になりにくい利点がある。1月中旬から沖縄自動車道で本格利用を始める。

高速道工事への追突ゼロに…異色の技術者、超音波に活路
 開発された指向性スピーカーシステムは高さ約130センチ、幅約60センチで、人間には聞こえない高い周波数の超音波を放つ。車の窓ガラスや車体に当たると音の波形が変わり、車内で「ピポパ、ピポパ」という警告音が聞こえるようになる仕組み。一般的なスピーカーと違い、狙った方向に遠くまで音を伝えることができる。

 

車線規制中の作業現場に、走行中の車が追突する事故を防ぐために開発された。従来の電光掲示板や看板などで視覚に訴えるよりも、ドライバーに気づいてもらいやすいという。

 

昨年1月に沖縄道で実証実験し、通過した車の約8割のドライバーから「警告音が聞こえた」との回答を得て、改良を重ねた。今年1月中旬から3月末まで、沖縄道の宜野座(宜野座村)―許田(名護市)間の上下線の路面工事現場で本格稼働する予定。2月から、全国の高速道路会社向けに販売を始める。(原篤司)

 

聴覚に訴えるというのは、画期的であり効果的であると思う。このシステムからは、高速道路での車線規制を気づかせる点、人間に聞こえない超音波なので周辺住民の騒音防止、作業現場への追突防止などがある。これからは、警告音がきこえなくなるため、より良い高速道路走行ができるだろう。

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