株式会社ジャストライト・福岡・ゾーン30・歩行者の安全確保・速度の出しすぎ・減らす試み

株式会社ジャストライト・福岡・ゾーン30・歩行者の安全確保・速度の出しすぎ・減らす試み

最高速度30キロ走行規制 福岡の事故 大幅に減る

 

公共施設や病院、児童公園など生活道路を通行する車から歩行者を守るため、車の最高速度を30キロに規制する区域「ゾーン30」の整備が、昨年度末までに全国で3105区域になったことが15日、警察庁のまとめで分かった。兵庫県内では全国で7番目に多い155区域で整備済み。区域内では車の通過速度が抑制され、事故減少に効果があったとの分析結果も出ている。(石川 翠)

 

ゾーン30の整備は、2006年、埼玉県川口市の住宅街で園児ら21人が死傷した交通事故がきっかけとなった。制限速度は60キロだった。警察庁は11年9月、海外事例などの研究を踏まえ、人口集中地区の面積を基準に全国3千区域余りを目標に整備するよう、各都道府県警に指示していた。

 

ゾーン30では、路側帯を拡張して車道の幅を狭くするほか、道路上にこぶ(ハンプ)を設けるなどして、ドライバーが視覚的、物理的に速度を出しにくい工夫がされている。

 

警察庁によると、15年度末までに整備された2490区域の分析では、整備前年度の交通事故が5414件だったのに対し、整備翌年度は4144件で23・5%減少。このうち、歩行者や自転車が巻き込まれた事故を見た場合でも、2587件から2107件となって18・6%の減少だった。

 

都道府県別で事故件数が大きく減ったのは福岡で767件から543件。埼玉が627件から510件で、東京が520件から335件などだった。

 

兵庫県警交通規制課によると、県内のブロック別の整備区域は、阪神間61▽神戸37▽東播22▽西播19▽但馬11▽淡路5。

 

15年度末までに整備された128区域で、整備前後の交通事故数を比較してみると、整備前は271件だったが、整備後は13件減の258件だった。

 

整備区域は県警のホームページにも掲載されており、今年は宝塚市内の1区域を整備中。県警は「区域内では速度をしっかり落とし、子どもやお年寄りなどに気をつけて走行してほしい」と呼び掛けている。

この取り組みによって車から歩行者を守りやすくなっただろう。最高速度を30キロに設定された道路では多くの歩行者が安心して行動することもできる。全国でこの取り組みが行われることを期待する!残念ながら交通事故は気をつけていても起こることがあるが、この規制によってドライバーの人達もいつも以上に慎重になるので、互いにいい影響をもたらしてくれるだろう!

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